カストロール R&D

カストロール(Castrol)の研究について詳しく読む

はじめに

パングボーンで私たちが情熱を注いでいるのが、二輪車用オイル。このページでは、製品開発の主な4段階に関するとっておきの詳しい情報を掲載。同時に当社エキスパートと、カストロール専属ロボットライダー「フロッシー」などの特殊装置もいくつかご紹介します。フロッシーはかつてない精密さを誇る、世界に3体しか存在しないこの種のロボットの1つ。その勇姿を見に、パングボーンのカストロールR&D施設にぜひお越しください。
当社のバイクテスト用ロボット、フロッシーのご紹介。フロッシーは、120名を超える世界でも有数の科学者&エンジニアチームの一員として、最高速度までアクセルを踏み込んだときに性能を発揮する二輪車用オイルの誕生に貢献しています。これは、カストロール独自の二輪車研究開発施設の本拠地、パングボーンで目にする息を呑む光景の1つにすぎません。

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Dr. David Jibert

チームリーダー:バイク・小型エンジングループ

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トランスクリプト

都心から離れたバークシャーの中心部位置するパングボーン(Pangbourne)は、カストロール(Castrol)が誇る世界クラスのバイク用製品開発及び試験施設です。

カストロール(Castrol)にとって、バイク用エンジンオイルは情熱そのものです。当社のトライゾーン・テクノロジー(Trizone Technology™)を採用した高度なバイク用エンジンオイルを開発する過程をご紹介します。

短い動画シリーズで、製品開発における主要な4つのステージをご案内します。

ブレンディングと分析セクションでは、様々な専門的研究所とベンチテストを通じて行う原料の物理的かつ化学的な配合の最適化についてお見せします。

エンジンテストでは、バイク用潤滑油に対する評価の複雑な世界をご紹介します。ここでは、当社が開発した極限のテストを行い、高性能を求めて潤滑油製品の限界を試しています。

差別化テストでは、当社の気候試験室にて新たなレベルを証明してくれる精密ロボットライダー「フロッシー(Flossie)」をご紹介します。

最後に、フィールドテストでは、性能の最終確認を行います。あらゆる形状と大きさのバイクを世界中の様々な条件下で評価します。

これらの動画により、世界クラスのバイク用エンジンオイルの開発およびテストにおける当社の取り組みを知っていただけるものと確信しています。

Dr David Jilbert

チームリーダー:バイク・小型エンジングループ

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ブレンディングと分析テスト

カストロールの最先端研究所では、エンジンを使用する製品テストに向けて多彩な種類のオイルと添加剤がどのようにブレンドされ、評価され、機関台研究室でテストするベストな製品が選ばれるのか、その過程をご覧いただけます。

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トランスクリプト

ブレンディング研究所では、細かな処方で複数ブレンドされ、様々な性能選別試験の準備が整えられます。

ここで産出される処方には同じものはなく、それぞれに独自の処方コードが割り当てられた上で、テストの過程全体を通じて管理されます。

性能領域に応じて、小規模な改善が施される場合もあれば、ベースオイル、やポリマー、添加剤の処方を大きく変更することもあります。

これからの試験前に分析研究所にて物理的かつ化学的な限界を厳格にチェックし、造られたすべての処方において特徴付けられると共に、承認を得る事が徹底されています。

次にオイルは様々な試験にかけられ、耐酸化性、クラッチやエンジンの摩擦特性、耐摩耗性能、ギアボックス保護といった領域が評価されます。

これが完了すると、開発チームが結果を検討し、さらなる修正や当社のバイクエンジンテスト部門による評価に合格する候補を選び出します。

Dr Ieuan Adams

潤滑油製品開発技術者

エンジンテスト

本格的テスト用のオイルは市場における最強マシンを含む多彩なエンジンで、極限まで試されます。何より重要なのは精密さとぶれることなき一貫性。エンジンのあらゆる要素を評価・監視して、オイルの有効性を判断します。この困難なタスクのキーワードが、正確な測定と反復性再現性です。エンジンを心電図のような装置モニターとつなぐ類稀なる興味深いテストをこちらからご覧ください。

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最先端を誇る当社のエンジン試験施設では、市場にある幅広いサイズ、パワーのエンジンを使用し、バイク用エンジンオイルの試験を行っています。

エンジン試験前には、度量衡研究所にてエンジンをバイクより取り外し、解体してから計測を行います。

ピストンリングやベアリングなど一部の部品は、カストロール(Castrol)試験基準に合わせて組み立てを行います。このプロセスは、エンジンが毎回同じ仕様で組み立てられていることを保証すると共に、繰り返し行われる試験の精度にとって重要な過程です。

次に、再び組み立てられたエンジンはエンジンを監視、操作するために必要な器具がすべて揃っている特殊な試験用パレットに取り付けられます。

エンジンに動力計を取り付けますが、これはエンジンで生成されたエネルギーを吸収したり、エンジンのモーターとなるものです。

複雑なコントロールシステムにより、試験用に様々な条件を設定する事ができます。ここでは異なる気温、速度、負荷を使用して何百段階ものステージで試験する事になることがあります。

当社の試験はすべて距離や形式が異なり、店舗への短距離運転から高速道路走行、レーストラックでのシミュレーションまで行います。

試験の各段階にて、オイルのサンプルは分析にかけられます。試験の終了時には、エンジンは試験用パレットから取り外され、解体された後、清浄度と摩耗度の評価過程に送られます。

Matt Symonds

シニアエンジニア:バイク製品パフォーマンス

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差別化テスト

走行バイクでのオイル性能の差別化テストには不可欠なのが専門ライダー。カストロールのライダーは疲れ知らずで1万6,000rpmもの速度で回転するエンジン音をものともせず、摂氏マイナス20度~プラス40度と多岐に及ぶ温度下で冷静な走りを維持し、何より自己学習する優れ者。スーパーライダー「フロッシー」をご紹介します。

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当社が他社との差別化を図るツールの1つとして、ロボットライダーの「フロッシー(Flossie)」があります。

フロッシー(Flossie)は試験において、パワーや加速の強化という当社製品の核となる特長を実証する上で重要な役割を担っています。

フロッシー(Flossie)は、あらゆるバイクやスクーターに乗り、シャーシ動力計試験を行うことができます。

自己学習モードが搭載されており、バイクのギアチェンジのパターンやクラッチフィール、スロットルレスポンスを把握します。人間のライダーが新しいマシンを初めて試すときと同じです。

ただし、フロッシー(Flossie)は普通のライダーとは異なります。

フロッシー(Flossie)は究極の精密ライダーであり、常に同じギアチェンジや加速を実行することができるのです。

これにより、試験の優れた繰返し精度とデータの信頼性を実証し、オイルの評価を迅速かつ効果的に行います。

もちろんロボットライダーを使用するメリットは他にもあります。
  • フロッシー(Flossie)は疲労したりサドル擦れを起こすことがありません。
  • 最大16000RPMの速度までエンジンが高まり試験室で発生するバイクの轟音にも動じません。
  • 極寒から砂漠の暑さまで、過酷な気温条件にも耐えることができます。
  • そして何よりも重要なのは、フロッシー(Flossie)が安全運転を行うライダーであることです。

Jo Simpson

潤滑油製品開発技術者

フィールドテスト

カストロールのオイルは厳格なフィールドテストを経て市場に投入されます。残念ながらフロッシーは公道を走行できないため、最新オイルは生身の熟練ライダーが世界中の様々な場所やドライビングコンディション現実的状況・状態の中でテストします。

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実際の条件下でのテストなしにバイク用オイル開発を完了することはできません。

実走試験の種類、場所、長さは製品によって異なります。

試験走行は異なる条件下で同時に実施されることがあり、リリースされる最終製品が多様な市場条件に適合していることを保証します。

当社の実走試験はすべて厳格に管理されており、訓練されたライダーたちが一定の燃料とオイルを使用しながら事前に決められている試験ルートを走行します。

オイルのサンプルは定期的に採取、分析され、エンジンの摩耗性と粘度に関わる性能確認が行われます。

ライダーたちは、クラッチフィールや、ギア選択、エンジンレスポンスといったオイルの性能において鍵となる要素についてフィードバックを行います。

オイル消費やオイルの状態、バイクパフォーマンスを追跡することは、フィールド評価において欠かせません。特に、オイル交換推奨期間を過ぎても、性能を保てているかが重要となるため、極限の負荷を掛ける試験を行います。

試験走行終了時には、多くの場合バイクは排気と燃費の評価が行われたうえで解体され、検査および計測に送られて、このオイルが当社の高い基準に適合していることを確認します。

この過程を経て初めて製品が市場に送り出され、すべての開発プロセスが再び最初から繰り返されるのです。

Dr David Jilbert

チームリーダー:バイク・小型エンジングループ