2017年1月26日
BPとルノー・スポール レーシングは、本日、新たなパートナー関係を発表しました。国際石油会社BPが、新体制となったばかりの「ルノー・スポール フォーミュラワンチーム」に参加し、今後5年間、F1での優勝を狙うルノーの闘いを支えることになります。BPと、BPの世界的潤滑油ブランドであるカストロールは、メルボルン(オーストラリア)で3月に開幕するF1シーズンに向け、燃料と潤滑油を提供します。
「モータースポーツで偉大な歴史を誇るブランド、BPとカストロールがF1に戻ってくる。これは素晴らしいニュースです。われわれフォーミュラワンチームに新たなチャンスを切り開いてくれます。BPの参戦は、F1が国際的大手企業にとって今も魅力があることの表れです。技術パートナーとして、またスポンサーとして、これほど優秀な企業と組むことができるのは非常に光栄なことであり、刺激的です」とルノー・スポール レーシング社長のジェローム・ストール氏は語っています。
BPダウンストリーム(Downstream)の最高責任者、トゥファン・アージンベルジック(Tufan Erginbilgic)は次のように述べています。「燃料・潤滑油の先進技術の開発はBPにとって最重要課題のひとつです。今回のパートナー関係は、非常に競争が激しいF1の世界で、ルノーとBPの両チームが力を合わせて最先端の燃料・潤滑油技術をさらに進化させる、刺激的な機会となります」
「2017年のF1シーズンに向けて新しい空力規定(レギュレーション)が導入され、パワー感度が増すことになります。したがって、燃料と潤滑油がマシン全体のパフォーマンスに与える影響は、2014年にパワーユニットの新規定が導入された時以上に大きくなるでしょう」とルノー・スポール レーシングのマネージング・ディレクター、シリル・アビテブール氏は述べています。「BPとカストロールのチームは、F1参戦というチャレンジに非常な意気込みを見せています。2017年以降、我々ルノーのニューマシンにかける夢の実現を、BPとカストロールのチームがサポートしてくれるものと確信しています」
BPとカストロールは、BP UltimateとCastrol EDGEの両ブランドにより、公式の燃料・潤滑油を提供するメーカーとしてルノー・スポール フォーミュラワンチームに参加します。この2社が前回ルノーとともにF1を戦ったのは、ウィリアムズ・ルノーがF1のコンストラクターズ・チャンピオンシップとドライバーズ・チャンピオンシップの両方を制した1997年のシーズンでした。
「ルノーにはフォーミュラ1において最高のチームになるというビジョンがあります。私たちカストロールも、BP全社も、そのビジョンの一部であることを誇りに思います」とBPルブリカンツのCOO(最高業務執行責任者)、マンディア・シン(Mandhir Singh)は述べています。「この時点でルノー・チームに参加するということは、革新的なソリューションの開発にともに取り組み、新たなサクセスストーリーが生まれる現場に立ち会えるということなのです」