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ラジエータの洗浄方法

定期的にラジエータを洗浄するのも車のメンテナンスにおいて重要なことです。ラジエータはエンジンから発生する高熱から車を保護しており、エンジンを正常な温度で回転できるようにしています。ラジエータのサビや沈殿物、それに汚れなどを定期的に取り除けば、エンジンは快調に働き、寿命も延びます。
ラジエータの洗浄はオイルの交換ほど頻繁に行う必要はありません。2年に1回の頻度で行うことをお勧めします。ここでは簡単なラジエータの洗浄方法をご紹介します。

準備するもの

    ①ロングライフクーラント(2-5 リットル)
    ②水道水(軟水)(2-5 リットル)
    ③廃液受け
    ④ホースとノズル
    ⑤作業用手袋 (防水が望ましい)
    ⑥柔らか目のナイロンブラシ
    ⑦石鹸水
    ⑧安全ゴーグル
    ⑨密封性の高い廃棄用容器
    (クーラントは人体に害があるので、廃棄には注意が必要です。)
    ⑩ウエス
    ⑪レンチとドライバー一式

ステップ1 - エンジンの冷却を確認

まず最初にエンジンが冷えていることを確認します。エンジンが暖まっているということは、冷却水が高温で超高圧でラジエータに密封されているということですから、ラジエータキャップを外したら熱湯により火傷する危険があります。暖まっているエンジンに冷水を入れるのも故障の原因になります。

ステップ2 - ラジエータの洗浄

エンジンフードを開き、しっかり固定します。それからナイロンブラシと石鹸水を使って、ラジエータグリルにたまった虫の死骸や泥などをていねいに洗い落とします。

ステップ3 - 廃液受けを置く

使用済みのクーラントを正しく廃棄することは非常に重要です。クーラントは甘い匂いがするので子供やペットが口に入れようとする危険がありますが、クーラントは人体に害があるので十分気をつけて作業を行ってください。排出中はその場を離れないようにして、古いクーラントは廃棄してください。ちょうどよい廃液受けが見つかったら、それを車の下に置き、ラジエータのドレインコックの真下が中心となるようにします。

ステップ4 - ラジエータキャップの点検

ラジエータキャップは単なる蓋ではなく、クーラントを密封して加圧する機能を持っており、その機能によりエンジンを冷却します。ラジエータキャップの圧力機能が低下してくると冷却効率が下がるので、キャップを交換する必要があります。ラジエータを洗浄するときに一緒に交換することをお勧めします。

ステップ5 - クランプとホースの点検

次のステップはラジエータのホースとクランプの点検です。ホースは2本あり、1本はラジエータの上部にあってエンジンからの熱いクーラントが流入し、もう1本は下部にあってエンジンに冷たいクーラントを供給します。柔らかくくすんだ色になってきたらホースを交換する必要があるという兆候で、もし片方のホースしかその兆候がなくても、両方交換しておいたほうがいいでしょう。

ステップ6 - 古いクーラントの排出

ラジエータのドレインコックを開けて(作業手袋をはめておきましょう - クーラントには人体に害があることを忘れずに)クーラントがステップ4で設置しておいた廃液受けの中に流れ落ちるようにします。古いクーラントが全部排出されたら、ドレインコックを元に戻して、使用済みクーラントをじょうごを使って廃棄用に用意した密封容器の中に入れます。そして廃液受けを再びドレインコックの下に戻します。

ステップ7 - ラジエータの洗浄

普通のホースを使って、ノズルをラジエータの注入口に差し込み、そして一杯になるまで水を入れます。それからドレインコックを開けて水を廃液受けの中に排出します。水がきれいになるまでこれを繰り返し、それから使用済みクーラントのときと同様に、洗浄に使用した水をすべて密封容器の中にじょうごで流し込みます。

ステップ8 - クーラントの追加

クーラントの混合比はクーラント40パーセントと水60パーセントが一般的ですが、最低気温に合わせてクーラント30-60パーセントに調整します。クーラントを薄めるには必ず水道水(軟水)を使ってください。

ステップ9 - 冷却系のエア抜き

最後に、冷却システムに残っている可能性のある小さな気泡を抜いておく必要があります。ラジエータキャップを外したまま(圧力が生じないようにするため)エンジンを始動し、約15分間アイドリングします。それからヒーターをオンにして最大にセットします。こうするとクーラントが循環して引っかかっていた気泡が流し出されてきます。エアが抜けると、その分空間ができるので少しクーラントが不足しますから、ここで注ぎ足しておきます。ただ、ラジエータからエアが抜けるときは泡立つのと高温になるのに注意してください。
それからキャップを締めて、周囲の液をウエスで拭き取ります。

ステップ10 - 後始末と処理

ドレインコックから漏れがないかどうか点検し、ウエスや使用済みクランプとホースを処分します。これでほとんど終了です。
使用済みのクーラントを正しく処分するのは、使用済みオイルの処分と同じくらい重要です。繰り返しますが、使用済みクーラントの色と匂いは特に子供の好奇心を引くので、絶対に放置しておいてはいけません。すぐに容器を最寄りの、有害物質を処理するリサイクルセンターに持って行ってください。使用済みのエンジンオイルの廃棄と同様に、各自治体の指示に従って廃棄してください。

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